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近鉄大隈主将さあトヨタを押し出す!

 闘将が強豪を「KO」する。来季ラグビーのトップリーグ(TL)に昇格するトップウエストの近鉄は1日、33年ぶり出場の日本選手権2回戦(秩父宮)でTL4強のトヨタ自動車に挑む。2月29日は東大阪市内で最終調整。島根・江の川高時代にボクシングでインターハイ2位の経歴を持つ主将のフランカー大隈隆明(25)は「大きな相手を低く入って止める」と格闘技経験を生かした魂のタックルで勝機を見いだす。

 高校時代は「二足のわらじ」だった。当時のラグビー部の方針で、オフシーズンの週3日は他競技の練習もこなした。大隈はボクシング部に1、3年と所属し、3年の時にミドル級(75キロ以下)でインターハイ準優勝。2年時には相撲でも全国大会出場というマルチぶりを発揮した。

 ボクサーとしての才能に目をつけた大学やプロからの誘いを断り、ラグビーで法大に進学。リングではグイグイ前に出るファイター型で、ラグビーでも激しいタックルが持ち味だ。「この日のためにやってきた。モチベーションは最高です」と気合十分。チームの今季の目標は打倒TL勢。大隈は立ちふさがる厚い壁を、あふれる闘志で打ち砕く。【大池和幸】

[2008年3月1日9時41分 紙面から]

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