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大崎シャミ超え五輪切符!びわ湖マラソン

 大阪世界選手権6位の大崎悟史(31=NTT西日本)が「世界2位」を倒して北京切符をつかむ。男子マラソン北京五輪代表最終選考レース、びわ湖毎日マラソン(滋賀・皇子山陸上競技場発着)は2日、スタート。前日会見が1日、大津市内のホテルで行われ、大崎は大阪世界選手権銀メダルのV候補シャミ(カタール)の徹底マークを宣言。過去2戦2敗の強敵を踏み台にして、代表入りをアピールするつもりだ。

 営業マンの腰の低さはもうない。大崎は堂々と優勝を宣言した。「優勝するのが北京への近道。強い外国人と勝負して力をアピールしたい」。福岡国際、東京(旧東京国際)、びわ湖の“国内男子3大マラソン”では05年東京国際の高岡以来3年ぶりとなる日本人Vへ、瞳をギラつかせた。

 「一番鍵を握る選手」として挙げたのがシャミだ。マラソン6戦5勝、唯一の黒星が世界選手権銀メダルの超強豪。直接対決は同世界選手権と06年アジア大会で2戦2敗…。逆に勝てれば、最高のアピールになる。「シャミと勝負して勝てれば一番いい。どこで(ペースを)上げてくるか」と徹底マークする。

 4年前の無念を晴らす。営業マンとして働いていた04年東京国際で日本人トップの2位。一躍アテネ五輪代表候補となったが、吉報は届かなかった。「一発屋だと思われた」。以後、会社から十分な練習環境を与えられ、悔しさを胸に実績を積み重ねてきた。

 今回はすでに世界選手権6位と結果を残している。1月には左足付け根を痛めており、出場せずに選考結果を待つ手もあった。実際、清水監督には「出ない方がいい」と言われた。それを「逃げたくない」と直訴して出場。「自分が一番強い気持ちを持っていると思う」。国内外の強豪を押しのけ、北京へと突き進む。【太田尚樹】

[2008年3月2日10時45分 紙面から]

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