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亀田世界戦500円席&ファイトマネー1億

8月に行われる世界戦を発表した亀田興毅(中央)。左から金平協栄ジム会長、父・史郎氏(撮影・たえ見朱実)
8月に行われる世界戦を発表した亀田興毅(中央)。左から金平協栄ジム会長、父・史郎氏(撮影・たえ見朱実)

 亀田の世界戦が1コインで見られます! WBA世界ライトフライ級2位・亀田興毅(19=協栄)が8月2日、横浜アリーナで同級1位ファン・ランダエタ(27=ベネズエラ)と同級王座決定戦で世界初挑戦することが29日、発表された。亀田の強い希望で、最安値のチケットは何と500円に設定。一方で最高は、異例の10万円席が用意されることになった。またファイトマネーも1億円突破が濃厚。破格づくしとなる世界戦で、亀田が日本人ボクサー史上3人目の10代王者を目指す。

 日本ボクシング界の「価格破壊」というべきか。待望の世界初挑戦に合わせ、亀田が常識の範囲を超えるチケット料金をセッティングした。横浜アリーナの3階席の数千枚が、世界戦としては最安値ともいえる500円。亀田に代わりトレーナーの父史郎氏が、心憎いばかりの理由を説明した。「家族連れ4人で2000円。500円なら子供の小遣いで買えるのがええやろ」。過去の協栄ジムの興行で最安値席は3000円。6分の1の金額設定は、亀田流のファンサービスだった。

 「安さ」で仰天させる一方で、逆にリングサイド席は日本人ボクサーとしては「超破格値」をつけた。SRS席よりもさらに前列3席に設けた「ファーストクラスシート」と銘打つ特別席は10万円に決まった。専用ゲートでの入場、非売品の亀田グッズのプレゼントも付いているが、SRS席が3万円から5万円が相場の世界戦だけに2倍の料金設定。亀田は「歴史的瞬間を見に来てほしいな。横浜アリーナを満員にしたい」と期待を込めた。

 ファイトマネーも世界初挑戦としては異例の金額となる。協栄ジムの金平会長は「みなさんの想像以上の金額です」と1億円に達する見通しを示した。日本人では過去、WBC世界バンタム級王座統一戦で対戦した辰吉と薬師寺、ロルシーとのWBC世界ライト級タイトル戦に臨んだ畑山らが推定1億円以上のファイトマネーを手にしている。歴戦の名ボクサーに亀田は、世界初挑戦で肩を並べることになった。

 昨年5月の協栄ジム移籍から約1年。王座奪取ならば同ジム10人目の世界王者となる。同王座は具志堅、渡嘉敷が保持した同ジム伝統のベルト。具志堅さんの印象を聞かれた亀田は「チョッチュネー」と冗談で返したが、偉大な先輩を目指す意欲は十分にある。また井岡弘樹、ファイティング原田に続く、日本人3人目の10代世界王者も狙う。破格づくし、記録づくしの世界初挑戦。亀田は「ライトフライ、フライ、スーパーフライの3階級制覇が目標。ここはきっちり倒す」と自信満々に予告していた。

[2006年5月30日10時13分 紙面から]


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