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名城が高地スパー、薄い空気でスタミナ

 WBA世界スーパーフライ級1位名城信男(24=六島)が異例の高地スパーリングを敢行だ。7月22日の同級王者マーティン・カスティーリョ(29=メキシコ)との世界戦に向け、29日は標高1500メートルの長野・峰の原高原で合宿をスタート。大阪から車で8時間かけて到着するや、さっそくグローブを持ってトレーニングを開始。ジムの同僚のフライ級安田幹夫(23)を相手に約5分間、拳を交えた。

 「やっぱり屋外は違いますね」。新鮮味も手伝って、名城は心地よい汗に笑顔。29日は予行演習だったが、30日には5回の本格的なスパーを行う。同地では今年1月に世界挑戦したWBCライトフライ級14位中島健(28)がキャンプを積んだが、ランニングが主だった。日本選手が1500メートル級の高地でスパーを行うのは極めて異例だ。

 現地はアテネ五輪女子マラソン金メダリスト野口みずき(シスメックス)もトレーニングを行う菅平高原にほど近い。過酷な環境で体力強化が狙いだ。「ラウンドが進んで体力を使うのは、空気の薄い状態と同じ」と藤原俊志トレーナー(31)。名城も「1ラウンドに2、3個のヤマを作りたい」と無尽蔵のスタミナ作りに意欲を燃やした。【大池和幸】

[2006年5月30日10時0分 紙面から]


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