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亀田フライ級初戦!オシム日本もKOや

王座返上を発表した亀田興毅は明るい表情で記者の質問に答えていた(撮影・橘信男)
王座返上を発表した亀田興毅は明るい表情で記者の質問に答えていた(撮影・橘信男)

 亀田がオシムジャパンをKOする。WBA世界ライトフライ級王者亀田興毅(20=協栄)は18日、都内で会見を行い、同王座の返上とフライ級への転級を正式に表明した。同時に転級後の初戦を、サッカー日本代表の今年初戦と同じ3月24日に東京・両国国技館で行うと発表。ともにゴールデンタイムでテレビ放送されるため、ガチンコの視聴率戦争になる。亀田はアンチファンにもテレビ観戦を呼び掛け、打倒オシムジャパンに意欲を見せた。

 亀田がオシムジャパンにケンカを売った。2つ目のベルトを狙うための第1歩は、サッカー日本代表戦の今年初戦(テレビ朝日系列で放送予定)と完全にバッティングした。「(亀田戦を放送する)TBSがぶつけたらしいな。ボクシング対サッカー、いや亀田対サッカーや。サッカーもつぶしていくで」。早くも勝利を予告だ。

 自信はある。昨年は4試合中、3試合が平均30%を超えた。逆に欧州組を招集せず、若手中心のオシム日本の人気は停滞気味。3月24日には数人の欧州組が初招集されそうだが、付け入るスキはある。亀田は「オレにはアンチがいっぱいいるから、みんな見るよ。嫌いな人はもっと嫌いになってくれ」と、反亀田にもテレビ観戦を呼び掛けた。

 この日、ライトフライ級の世界王座返上とフライ級への転級を正式表明した。「ただ防衛回数を伸ばしても、みんな飽きるやろ。違うことに挑戦していかないとな」。王座防衛を目標にしてきた従来の日本人世界王者にはなかった発想。目標の3階級制覇には、業界を盛り上げる狙いがある。

 もちろん、試合内容にもこだわっていく。ライトフライ級での最近2試合は判定に持ち込まれた。だが、アマ時代から慣れ親しんだフライ級に戻る。「ライトフライ級は減量がきつく、パンチも乗らなかったからな。フライでは強いで。バチバチいって、スカッとした試合をするよ」。代名詞の「亀田とKOはセット」が再び復活すれば、高い視聴率は計算できる。

 10回戦のノンタイトル戦とはいえ、今年末の「亀田のけんか祭り」でフライ級王者になるための大事な一歩。対戦相手はもちろん、オシム日本に勝つため、亀田は世界戦と同じ気持ちでリングに上がる。【田口潤】

[2007年1月19日9時3分 紙面から]

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