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亀父が三男和毅のスパー相手公募

亀田家の三男和毅(右)が日本人世界ランカーのスパーリング相手を公募した。左はトレーナーの父史郎氏
亀田家の三男和毅(右)が日本人世界ランカーのスパーリング相手を公募した。左はトレーナーの父史郎氏

 亀田3兄弟の父史郎氏(41)が17日、三男和毅(ともき=15)のスパーリング相手として、日本人世界ランカーを公募する意向を明かした。和毅を苦戦させれば、その相手を長男興毅(20)二男大毅(18)と対戦させる。和毅のキャリアアップと「日本人対決を避けている」などの批判に応えることが狙いだ。この日、和毅が興毅―オガー戦(23日、大阪市中央体育館)の前座で、東洋太平洋フライ級王者ジョジョ・バルドン(フィリピン)とスパーリングすることも発表された。

 亀田家に文句のある選手は出てこいや! 口調はソフトでも父史郎氏の胸中は、そんな反骨心であふれていたに違いない。「スーパーフライ級以下の世界ランカーやったら誰でもええで。肩書のある選手は、かかってらっしゃい」。史郎氏がニヤリと笑う横で和毅は「誰でもかかってこいや」とスパーリング相手に、日本人世界ランカーを求めた。

 日本人とは拳を交えない方針の亀田家に対しては、当初から「弱い外国人選手とだけ戦っている」などの批判の声があった。そんな声に応えるように史郎氏は「和毅を倒す選手がいたら実力を認めるし、お兄ちゃんたちと日本人対決や。みんなの前で恥をかかしてくれ」と挑発的に言った。息子たちの実力には絶対的な自信を持っている。和毅を苦戦させた相手がいれば、潔く興毅、大毅と初の日本人対決を実現させる。

 日本人世界ランカーにすれば「打倒亀田」で名を上げるチャンスだ。ここにも、史郎氏の狙いが隠されている。来年7月のプロテスト受験可能な17歳の誕生日を待ってプロ入りを目指す和毅。ただのスパーリングではなく、プレッシャーのかかる舞台で本気の相手と戦わせる。史郎氏は「強い選手と、どんどんやらせてキャリアを積ませたい」と話した。

 6~7月予定の大毅戦前のスパーリングから、和毅は公募してきた日本人世界ランカーと戦う。まずは23日の興毅の試合前、現役東洋太平洋王者バルドンとグローブを交える。雑音封印と自身のキャリアアップの重責を担う「亀田家の最終兵器」は「今は誰にも負けへん自信がある」と意気込んだ。【田口潤】

[2007年5月18日9時31分 紙面から]

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