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亀田兄弟の標的は坂田!

スパーリングを終えて会見する亀田興毅(左)と大毅(撮影・酒井清司)
スパーリングを終えて会見する亀田興毅(左)と大毅(撮影・酒井清司)

 亀田兄弟の父史郎氏(42)が21日、WBA世界フライ級1位興毅(20)同10位大毅(18)の世界戦に関して、当初の予定通り同じ協栄ジムのWBA王者坂田健史を標的にする方針を示した。WBC王者内藤大助(宮田)が王座を奪う前から、2人は坂田への挑戦権を懸ける28日の試合(東京・有明コロシアム)に向けて調整してきた。内藤の次戦は前王者ポンサクレック陣営にオプション(興行権)があるため、まだ交渉の段階ではないと判断。28日まで、坂田への挑戦権をつかむことに集中する。

 ターゲットは変えられない。亀田は「大毅とどっちがWBA(坂田)に挑戦するか。今はそれに集中する」と言い切った。新たな標的に内藤が浮上したが、坂田を想定してきた今までの練習をむだにはできない。

 18日に無敵王者ポンサクレックを倒した内藤から対戦を熱望されている。だがポンサクレックへの年内挑戦が難しいと判断し、悩んだ末に今月初めに同門対決へ気持ちもボクシングも切り替えた。内藤の大番狂わせがあったが、父史郎氏は「ずっと坂田狙いに集中してきたからな」と言う。

 内藤から逃げたわけではない。「王者のレベルが下がった。時期が来たら大毅とオレが100%ベルトを巻いてる」(亀田)と自信がある。だが、内藤の次戦は前王者陣営がオプションを持つ。交渉のめどが立たない状況で、標的を変更するわけにはいかない。

 この日はスパーリングを公開し、スーパーフライ級の元フィリピン王者からダウンを奪った大毅に刺激を受けた。負けじとフィリピン同級ランカーを左ボディーで2度倒し、1分半で戦意喪失に追い込んだ。それでも「先を見てたら足をすくわれる。次の試合に勝たないと何も始まらないからな」。まずは一戦必勝だ。【田口潤】

[2007年7月22日11時16分 紙面から]

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