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興毅にお目付け役、篠田トレーナー帯同

 前WBA世界ライトフライ級王者で2日単身メキシコに渡る亀田興毅(20=協栄)に、協栄ジムは“お目付け役”をつけることを決めた。1日、篠田誠司トレーナー(27)を帯同させることを発表。現地で今後のトレーニング計画などを話し合わせる。協栄ジムでの練習再開前のメキシコ行きについて、業界内からジムの監督責任を問う声が出ており、篠田トレーナーがジム代表として「監視役」も兼ねることになる。

 決して「特別待遇」ではない。今日メキシコに渡る興毅をしっかり管理する。篠田トレーナーの緊急派遣は、協栄ジムの覚悟の表れだ。金平桂一郎会長(41)は「興毅を信じていますが、ジムとしてもしっかりコントロールするということです」と狙いを話す。篠田トレーナーは5日に出発し、11日には一時帰国するが、金平会長も興毅と毎日電話で連絡を取るという。

 協栄ジムは日本ボクシング協会(JBC)東日本ボクシング協会から亀田兄弟の徹底管理を求められている。東京・葛飾の自宅兼ジムなどでの練習を許すなどの「特別待遇」が、今回の反則問題につながったことは否定できない。ジムでの練習再開前のメキシコ行きには、一部から批判の声が出ており、この日、JBCからあらためて亀田兄弟の監督責任を果たすことを要望された。

 協栄ジムはトレーナーを派遣して、興毅の動向を把握することを決めていた。篠田トレーナーは今年5月まで亀田家の自宅兼ジムに派遣されるなど、気心も知れている。今回は自主トレーニングの環境の確認などの「監視役」に加え、ジムでの練習再開に向けた「相談役」にもなる予定だ。

 興毅は二男大毅の反則問題以来、自宅で缶詰め状態にある。金平会長にすれば、現地でアマ大会に出場する三男和毅(ともき=16)の応援とリフレッシュを兼ねた興毅の渡航希望を断る理由はなかった。金平会長は「お父さん(史郎氏)の手からは離れた。現地とはコミュニケーションを取って、来月からジムで練習再開させます」と、興毅再生を誓っていた。【田口潤】

[2007年11月2日11時33分 紙面から]

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