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竜助さんの早すぎる死に漫才仲間も絶句

 大阪・ミナミの劇場「なんばグランド花月」(NGK)では、竜助さんが活躍した漫才ブーム時代に切磋琢磨したかつての仲間であるベテラン漫才師たちが、竜助さんの早すぎる死を惜しんだ。島田洋七(56)は「芸人になって一番ショックな出来事でした」と大粒の涙。また宮川花子(50)も「今日は漫才ブームをともに戦った4組が出演した。きっと竜助君が同窓会を開いてくれたんでしょう…」と声を詰まらせた。

 弟のような存在だった竜助さんの死に、B&B・島田洋七は涙が止まらなかった。洋七は、竜助さんにとって、元相方・島田紳助の兄弟子という身近な存在。それだけに「2人で『兄さん』と言って僕の後についてきた、とてもかわいい後輩だった」といい「芸人だから売れる時期も売れない時期もあるけど、もうちょっと頑張って欲しかった」とあふれる涙をぬぐった。

 洋七は「舞台でも漫才をしながら、頭の中ではずっと竜助のことを考えていた」と話すほどショックを受けており、洋八(55)も「うなずきトリオの時は、リーダーシップを取ってくれたのに…」とかつての仲間の死を悼んだ。

 1日、NGKにはB&Bのほかにも、かつての漫才ブームをともに戦った今いくよ・くるよ(ともに58)、ザ・ぼんち、宮川大助(55)・花子の計4組が舞台に出演した。

 一昨日、病院に見舞いに訪れたという花子は「今日は竜助くんが同窓会をさせてくれたんやと思います」と話しながらも「体はどこも悪くないのに…」と、竜助さんの死が受け止められない様子。竜助さんは横山やすしさんが大好きだったそうで「息子さんにも『安史』と付けたくらいだから、天国ではやすしさんとの最強にやんちゃなコンビで漫才するんちゃうかな?」と低い声で話した。

 今いくよ・くるよも「竜助君はツッパリ漫才という新しい形を作った立派なコンビだった」と竜助さんの功績を称えた。竜助さんはコンビ解散後も時々楽屋を訪れては、元気な姿を見せていたといい、くるよは「あまりにも若くてかわいそう。エイプリルフールなのでウソであって欲しい…」と絶句。いくよも「M-1を息子と一緒に受けた時に『いつでも(漫才が)できるように準備してます』と言っていたから、もう一度漫才をやって、NGKの舞台でお客さんに笑ってもらいたかったんでしょう。これからは何も考えんと、天国でゆっくりして欲しいですね」と話した。

 ザ・ぼんちのぼんちおさむ(53)も「また一緒に番組に出たかったのに…」と、漫才ブームで一緒に競い合った戦友の死を悔やんだ。また里見まさと(53)も「数年前にグアムで家族を連れている竜助を見て、あんなやんちゃやったのに、家族は大切にしてんねんな、と教えられました」と、家族思いだった竜助さんの人柄を称えていた。

[2006年4月2日9時12分 紙面から]


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