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吉本“戦後初”の落語定席

 吉本興業が4日、3月3日から大阪市北区のうめだ花月で、平日昼の落語定席「梅田花月 花形落語寄席」を始めると発表した。笑福亭仁鶴(71)月亭八方(59)桂きん枝(57)らが会見した。昨年末、開館15カ月で入場20万人を超えた同区内の天満天神繁昌亭に刺激を受けた形で、吉本内では“色もん(脇)”扱いだった落語家による「主役寄席」が誕生した。

 繁昌亭効果か、便乗か-。漫才を軸にする老舗お笑い会社が、画期的な寄席を始める。八方によると「吉本で落語定席は戦後初でしょう」。仁鶴も「今回、本社が珍しく、これをやると言うんで、さっき『どういう意図や』と確認してきました」と笑わせた。

 所属約800人のうち、落語家は60人程度。本拠地(なんばグランド花月)でも、トリのほとんどは漫才。しかし、繁昌亭(収容約250人)では、上方落語協会会長の桂三枝も「想像してなかった」集客力で、連日の大入り。敏感に反応した今回の落語定席について、八方は「トヨタがフォードや欧米に目向けてたら、軽自動車ももうかるとやっと気付いたようなもん。小回りきくし、燃費もええで」と例えた。公演は月~金曜の午後1時(祝日は午前10時)。前売り1800円、当日2000円。

[2008年2月5日10時49分 紙面から]

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