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ひばり甦る、京都嵐山に記念館

 昭和を代表する歌手美空ひばりさん(享年52)の足跡を体感できる「京都嵐山 美空ひばり座」が4月26日にオープンすることになり6日、都内で詳細が発表された。秘蔵コレクションなど約1000点を展示するほか、小さな愛息のために残した昔話の朗読テープを初公開。また、全シングルから好みの曲を選び、世界で1枚のマイCDを作ることもできる。一人息子の加藤和也館長(36)は「母に褒めてもらいたい」と胸を張った。

 ◆子供時代からの「等身大ひばり」が35体 ひばりさんの生きた昭和10~60年代までを再現。当時の家電製品、嗜好(しこう)品の展示と、盛りだくさんのエピソードを映像音響装置で紹介。案内役は当時の姿のひばりさん人形。合成音声の最新技術を使い、声までがよみがえる。

 ◆5つのシアター「映像で52年の生涯」 歌、舞台、映画などコンセプトの異なる劇場で、懐かしい映像や音響を楽しめる。最大190インチのシアターでは、時代の変遷とともに52年の生涯を約10分の映像にまとめた。スクリーン脇のカフェでは、ひばり家自慢の三色弁当やファンにおなじみの「ひばり御膳」などを堪能できる。

 ◆全シングル599曲から選べる「マイCD」 「河童ブギウギ」(49年)から「川の流れのように」(89年)までの中から、1~20曲の範囲でお好みの曲をセレクト。1枚のCDに納めることができる。盤面は特別デザインで20文字までの入力も可能。1曲200円。

 ◆幼い息子のために吹き込んだ「昔話朗読テープ」 地方巡業で留守がちだったため、子守歌代わりに吹き込んだ昔話を初公開。「金太郎」では「昔、昔、足柄山の山奥に…」から始まる。全8話を定期的に交換しながら公開。当時、自宅で使用していたラジカセから音声が出る。

 ◆京都嵐山「美空ひばり座」 06年に閉館した「京都嵐山 美空ひばり館」を「ひばりプロダクション」が買い取ってリニューアルした。京都市右京区嵯峨天竜すすきの馬場町3の25。電話075・864・5000。加藤和也館長。入場料は大人1400円、中高生500円、小学生以下無料で年中無休。地下2階地上2階で総面積約2064平方メートル。初年度入場目標は85万人。総投資額23億円。

[2008年2月7日11時39分 紙面から]

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