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エンタツ・アチャコらラジオ漫才がCDに

 ほぼ半世紀前ぶり、エンタツ・アチャコ、ダイラケらの漫才がCDになって復活した。「栄光の上方漫才 CD-BOOK」(10枚組、19800円)が20日、発売された。音源は、昭和30年代後半から朝日放送(ラジオ)で放送されたネタ。秘蔵テープの中から、全15組46本が収められた。

 上方漫才の祖といえば、横山エンタツ・花菱アチャコ。「君」と「僕」の掛け合いが、現在のルーツになっている。収録されたのは53年12月、千日前グランドで演じた「僕の家庭」。公開放送のため、客の笑いを受け止めつつネタを進めるテンポなど、ライブ感があふれる。

 中田ダイマル・ラケットは、55年4月の「恋の手ほどき」から、79年4月「お笑い結婚式」まで全8本。エンタツ・アチャコの上方しゃべくり漫才を完成させたのは、ダイラケだった。戎橋松竹、道頓堀角座、なんば花月などで演じたもので、観客の歓声も入っており往年の劇場を音声越しに感じられる。

 この日の発表会見に出席したWヤング・平川幸男(66)は、前相方の故中田軍治さんとの10本を収録しているが「見どころはエンタツ・アチャコ、ダイラケさん」。エンタツ・アチャコには「普段の会話の延長のようなおっとり感。今の漫才みたいに乱暴じゃない。丁寧」。またデビュー当時、トリを飾る大先輩だったダイラケ漫才には「スピーディー。すごい…の一言」と敬意を込めた。

 また、若井みどり(63)も故若井小づえさんとのネタ1本を収録。「新ネタやったんか、今聞いたらものすご下手」と謙遜したものの、小づえさんの「どうせ私は小泉今日子よっ」の決めゼリフも入っている。

[2008年2月21日11時24分 紙面から]

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