中日野口に30%減提示…条件飲めば残留
トレード要員として公表されていた中日野口茂樹投手(30)が7日、注目の契約交渉を行う。99年MVP左腕である野口は落合監督の構想から外れ、現場主導でトレードを模索。しかし、いずれも成立に至らず、今季年俸の1億2600万円から協約上の減額制限となる30%減が条件提示されることになった。野口が球団の条件を受け入れれば残留となる可能性も出てきた。
落合中日トレードの「目玉」となっていた野口が、来季も中日のユニホームを着てプレーする可能性が出てきた。関係者の話を総合すると、野口トレードの現場方針は凍結、一転、残留路線へ変更していることが判明した。今後、トレードとして具体化するケースは「岩隈問題」がもつれ、オリックスと交換交渉に発展したケースだけと見られ、野口が今回の球団の措置を受け入れれば、残留決着となる。
今季17試合で4勝8敗、防御率5・65。落合中日1年目で波長が合わなかったエース左腕は早々と来季の戦力構想から外れた。日本シリーズのメンバーからも漏れ、沖縄、名古屋の2カ所で行われた秋季キャンプも森コーチが「名古屋にいる投手はトレード要員」と公言したように、ナゴヤ球場組に振り分けられた。実際、水面下では現場主導で各球団と交渉。しかし、いずれも、交換要員が折り合わず、合意には達しなかった。
今後も野口の実績に見合う交換要員で交渉がまとまる可能性は低いと判断。これまで凍結していた来季の契約交渉をきょう7日、行うことが決定し、球団側は残留を前提に30%ダウンの8820万円を提示する見通しとなった。トレード要員として「公表」された上に、大減俸という球団側の措置を野口がスンナリ受け入れることになれば、99年MVP左腕の残留は濃厚となる。迷走したオレ流トレード作戦の主役がどんな答えを出すか注目される。
[2004/12/7/10:45 紙面から]
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