中日ウッズ守備に不安…初ノックで露呈
中日タイロン・ウッズ内野手(35)が、守備面での不安を露呈した。沖縄北谷キャンプで19日、初めてノックを受けたが、昨年10月に手術した右ひじの影響もあり、返球は山なりに終始。ノック後には高代野手総合チーフコーチからファーストミットの使い方を矯正された。打撃面では来日2年で85発を放った実力を発揮しているが、課題とされる守備では不安を感じさせるスタートとなった。
「T(ウッズの愛称)、投げなくていいぞ!」。ノック前、高代コーチは直接、本人に指令を出していた。昨年10月、横浜の退団が確実になったウッズは米国へ帰国すると、右ひじ内にある骨の除去手術を行った。中日側はまったくこの事実を知らないまま、契約を結んでいたことが年末に発覚。術後の状態が心配されていたが、現段階で万全でないことが判明した。
ウッズは「(右ひじは)まだ100%じゃない。いつになるか分からないけど焦らずにやっていきたい。開幕には間に合わせるよ」と心配無用を強調する。しかし、昨年は横浜で10失策。ただでさえ守りに不安がある上に、送球にも課題が残れば不安も倍加する。現段階では50%程度のスローイングが開幕までに万全となるのか。26日、北谷で古巣横浜とのオープン戦へ指名打者での出場を希望するなど意欲は満々。ただ、守りの野球を掲げる中日にとって、ウッズの一塁守備が気になる材料であることは確かだ。【伊藤馨一】
[2005/2/20/10:26 紙面から]
写真=キャンプに入って初めて守備練習を行ったウッズ
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