「ノリは眼中にない」三塁手ライバル余裕
【ベロビーチ(米フロリダ州)23日(日本時間24日)=田口真一郎】ノリは眼中になし! ドジャースの正三塁手候補のホセ・バレンティン内野手(35)が野手集合日のこの日、キャンプ地に入った。マイナー契約を結んだ中村紀洋内野手(31)と今キャンプでポジションを争うことになるが「ナカムラ? 悪いけど、知らないな。俺はここに来たばかりだし、マイナーの選手はいっぱいいるから、分かる訳ないよ」と素っ気なかった。中村を6人いる内野のキャンプ招待選手とひとまとめ。俺にライバルはいない、と言わんばかりの様子だった。
オフにホワイトソックスから移籍したバレンティンはメジャー13年間で通算226本塁打を誇る。低打率の1発屋ぶりが弱みの選手だが、トレーシー監督は正三塁手の最右翼に挙げている。この日はティー打撃やキャッチボールでさっそく汗を流した。大勢からサインを求められるなどファンの期待も高い。それだけにメジャーのプライドは十分。「中村はホームランバッターなのか。じゃあ1度見てみたいな」と余裕の言葉も残した。
早くバットで見返したい中村だが、就労ビザの発給が遅れ、24日(日本時間25日)のキャンプ初日は間に合わない。23日の時点で米国政府から球団に連絡がなく渡米のメドはまだ立っていない。野手も合流し、にぎやかになったドジャースのロッカールーム。背番号66のボックスだけは、ひっそりと持ち主を待っている。
[2005/2/25/10:06 紙面から]
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