中日新人石井、開幕1軍へ視界良好
<オープン戦:中日3−2ヤクルト>◇27日◇ナゴヤドーム
中日ドラフト6巡目石井裕也投手(23=三菱重工横浜クラブ)に開幕1軍が見えた。オープン戦最後となったヤクルト戦(ナゴヤドーム)で2番手として登板。1回を無失点と最終登板で結果を残した。左の中継ぎで1軍が確定しているのは高橋聡1人。難聴を乗り越えプロ入りした左腕が早くもチャンスをつかもうとしている。
度胸満点の投球だった。直球の最速は142キロ。スライダーの制球も抜群。1死から岩村に四球を与えたが、ラミレスを空振り三振に仕留め、代走宮出が二盗失敗。三振ゲッツーで切り抜けた。「フォアボールはいけなかったけど、集中力を高めていいピッチングができたと思います」と石井。開幕1軍については「それはボクには分かりません」と話したが、当面の目標達成に大きく近づいたことは確かだ。
開幕1軍の中継ぎ枠は5。右の岡本、平井と左の高橋聡は確定している。残り2枠を石井と5巡目鈴木義広投手(22=中部大)9巡目金剛弘樹投手(26=日本通運)の右腕コンビで争う形となっているが、編成上、左腕の優位性は大きい。鈴木と金剛も最終登板でまずまずの結果を残した。落合監督は「何も決まってません」とお決まりのフレーズだけを残して球場を去った。開幕1軍選手の公示は30日。難聴のハンディをものともせず、1軍争いに残り続けた左腕に吉報は届くのだろうか。【伊藤馨一】
[2005/3/28/10:41 紙面から]
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