中日「全試合満員」ピンチ
オレ竜が開幕を目前に控えて大苦戦中だ。と、言ってもばく大な資金を投じて補強した戦力面の話ではありません。苦手の観客動員面で開幕戦のチケット販売に苦しんでいるのです。落合中日は公約の日本一達成に向けて4月1日、ナゴヤドームに横浜を迎えて開幕戦を行うが、営業担当者は「当日券が3000枚から4000枚くらい出そう。(完売は)難しいでしょう」と28日時点でも前売り状況が芳しくなく、厳しい見通しを明かした。
ただでさえ昨年、リーグ優勝したにもかかわらず、シーズン券購入者が減少。年頭に白井文吾オーナー(77)が出した「全試合満員指令」に早くも黄信号が点滅中というわけだ。落合博満監督(51)の方針で現場サイドは徹底した秘密主義。球界全体が躍起になっているPR活動などには見向きもせず、キャンプ、オープン戦とひたすら戦力の充実、調整に務めてきた。ウッズや即戦力ルーキーへの投資により戦力は着々と整備されている。その結果、圧倒的V候補となったが、横浜との開幕3連戦はチケットが売れ残っている。開幕まで3日。「まだ時間がありますから」。最後の追い込みに向けて営業担当者は険しい表情で結んだ。
[2005/3/29/09:45 紙面から]
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