アレックス4安打で首位打者!オレ竜連勝
<中日8−5広島>◇19日◇広島
オレ竜がまたも競り勝った。相手はまたもお得意様の広島だ。「(チーム状態は)上向いてきているんだろうけど監督の頭がさえてない、ベンチのさい配ミスを選手が取り返してくれた典型的な例だよ」。7回。先発朝倉を引っ張り、追いつかれたが直後に勝ち越した。負けてもおかしくない試合をものにした落合監督は終始笑顔だった。
勝利の立役者は6番アレックスだ。5−5同点に追いつかれた直後の8回1死一塁から右前打を放ち一、三塁とチャンスを拡大。代打高橋光の三ゴロの間に決勝点を奪うという地味で、しぶといオレ流らしい勝利を演出した。「あの場面は右方向を意識した。チームのためにやっているだけだよ」。6回には左翼へ3号2ランを放つなど4打数4安打2打点。15試合で早くも6度目の猛打賞で打率4割。首位打者に踊り出た。
昨季は4番も務めたアレックスだが、ウッズが加入した今季は“わき役”のはずだった。だがそのウッズが6日のヤクルト戦で左手小指に死球を受けて以降、苦しんでいるのに対しアレックスは逆に主砲の不振をカバーする活躍を見せている。この日も3番立浪、4番ウッズが2人で1安打と沈黙する中、打線の中心となった。「いい打者でもいつもいいとは限らないのが野球だよ」。自分の役割を心得た“わき役”の活躍で首位並走。チームはもたつきながらも、着実に白星を稼いでいる。【鈴木忠平】
[2005/4/20/12:09 紙面から]
写真=6回表、アレックスは左越えに2点本塁打を放つ
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