中日朝倉2年ぶり完投勝利、今季2勝目
<中日12−1ヤクルト>◇4日◇ナゴヤドーム
不肖の息子がようやく勝った。朝倉が4回まで毎回12得点のビッグプレゼントを背に2年ぶりの完投で2勝目。リズムのない投球でKO続きだった期待の星においしい白星が転がり込んだ。
「毎回、毎回、野手のみなさんに申し訳なかった。1回も同じことをやっていると考え、2回からは先頭打者を出さないように投げた」と朝倉。考えれば出来るところにこの投手のあふれる才能があるのだろう。1回はまたもフラフラの立ち上がり。ラミレスに先制二塁打を浴び、なお1死二、三塁。だが、鈴木健を敬遠し、宮出勝負の選択が正解だった。バットをへし折り、遊ゴロ併殺。この後は打線大爆発で戦意を失ったヤクルトからアウトを重ねていった。
4月27日の阪神戦で5回5失点。2軍降格説も流れたが、才能あふれる若者に対しては決して冷たい扱いを施さないのがオレ流だ。「育成特別指定選手」として、特権を与えられた6年目の右腕。この1勝を今度こそ開花のきっかけとしたい。
[2005/5/5/09:25 紙面から]
写真=9回1失点で完投勝利をあげた朝倉は大きく手を広げる
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