中日屈辱…15失点で楽天に3連敗
<楽天15−3中日>◇26日◇ナゴヤドーム
落合中日が地獄に突入した。新球団楽天に15点を奪われる屈辱ゲームで、このカード3連敗。連敗は落合監督就任以来、ワーストとなる「5」と伸び、交流戦4勝14敗となった。前夜、落合監督が「当分負けてもかまわない」と話した通りの試合ぶりだったが、ゲーム後は「楽天さんありがとう。よくぞここまでボロボロにやられた」と究極の開き直りを見せた。
屈辱的大敗に落合監督が開き直った。試合後、報道陣の前に姿を現すとなぜかうれしそうに語った。
落合監督 チームを再浮上させるためには1番いい負け方だったんじゃないのか。きょうの負けでチームが変わってくれると思う。よくぞここまでボロボロにやられてくれた。楽天さん、ありがとうっていうところだ。
今季最多15失点で楽天に球団史上初の3連勝をプレゼント、就任以来初の5連敗となった。前日「当分負けてもかまわない」と語った通りの大敗を転機にしようと試みた落合監督だが、ゲームは中日の弱さが際立つものだった。
屈辱を象徴していたのは2−3で迎えた6回だった。先発山本昌が四球を挟んで5連打を浴びて4失点。さらに2番手の石井も犠打を挟んで4連打を浴びた。この回、楽天打線に9打数連続安打を浴びて9失点。勝敗は決まった。「何もないです…」。6回 0/3 を9失点で2敗目を喫した山本昌はうなだれた。
汚名返上のマウンドだった。24日に先発する予定だったが、試合前に体調不良が発生して急きょ登板を回避した。次のソフトバンク3連戦が予想されていたが、絶対負けられない3戦目の先発を任されたが力尽きた。1試合9失点は94年以来の自己ワーストタイ記録。打線もプロ初先発の朝井に6回までわずか4安打。どちらが戦力不足の新球団かわからない戦いぶりだった。
止まらない負の連鎖。最大「11」あった貯金はついに「1」となった。「これで悔しさがないようならこのチームは終わる。だが、みんな悔しさを持っていた。ロッカーで泣いていたやつもいた。野球選手というのは負けから何を学ぶかだ」。落合監督は自分に言い聞かせるように強い口調で結んだ。【鈴木忠平】
[2005/5/27/08:45 紙面から]
写真=6回表、楽天の猛攻にベンチで汗をぬぐう落合監督
|