オレ竜2位復帰だ!首位に3ゲーム差迫る
<中日9−3阪神>◇23日◇大阪ドーム
連覇への道に踏みとどまった。阪神戦3連敗を逃れた落合監督は「ようやく野球をやる態勢が整ってきたな。選手の足が動くようになってきた。もう大丈夫じゃないか」とホッとした表情で話した。
負ければ5ゲーム差をつけられる土俵際の試合も苦しい展開だった。2点を先行され、打線も制球に苦しむ阪神先発福原をとらえきれない。2回、4回と満塁機を逃した。しかし、阪神打線が3点目を取り損なう間に女神はほほ笑みかける。6回、福原の大乱調にようやくつけ込んだ。1点差に迫ってなおも1死満塁から代打高橋光が同点の押し出し死球を受けると、荒木がフォークに食らいつき、中前へ運ぶ。続投してくれた福原にとどめを刺し、さらに代わった橋本から2点を加え、ラッキーイニングを終えた。
「チャンスだったので何とか食らいついていこうと思ってました。僕もチームもいいきっかけにしたい」。決勝打を放った荒木の右手薬指には激痛が走っていた。前日22日、ゴロを処理した際に打球が直撃。つめの内部が破裂し出血した。この日もベンチ裏には血痕が残っていたほどだ。そんな状態でもテーピングで出場した。3連敗だけはできないという思いが、6回に結実した。阪神の詰めの甘さにも助けられ、最悪の事態は脱した。2位浮上、首位に3ゲーム差。チーム状態はまだまだだが、射程圏に踏み止まった。【鈴木忠平】
[2005/6/24/09:03 紙面から]
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