オレ竜ワースト16失点、最下位広島に大敗
<広島16−12中日>◇25日◇広島
中日は今季ワースト16失点で最下位の広島に大敗した。試合後、落合監督は「よく点を取ったけどな。それにしてもよく取られたなあ。ただ、打つ方も投げる方も心配していないよ」とオレ流節を連発した。しかし、交流戦から続く悪い流れが止まっていないことを象徴するゲームだった。
期待の先発山井が乱れた。2軍での調整を終え、再出発となった試合。1回に逆転を許したものの、打線が3回に再逆転。だが、5回1死満塁のピンチを作り、前田に押し出し四球を与えたところで降板となった。リリーフの平井も広島打線を止められず、失点を重ねていった。打線が必死でおいかけたが、16失点は重すぎた。
「野手の皆さん、中継ぎの皆さんに申し訳ないです…」。4回1/3の7失点で4敗目を喫した山井はこう絞り出した。先発陣のコマ不足で開幕ローテ入りした右腕の復活は急務だった。しかし、広島打線にあっさりとつかまる。首位阪神の追走に欠かせない先発陣の整備はまたも遠のいた。中継ぎの柱として計算していた平井にも上昇気配が見えない。
悪戦苦闘した交流戦時から、大敗や痛い形で黒星を喫した時は決まって「心配ない」「大丈夫」「これをきっかけに浮上する」と前向きなコメントを発してきた落合監督だが、チームはなかなか波に乗れない。前夜も「大丈夫って言っただろ」と話したが、本当に「大丈夫」になるにはまだまだ時間がかかりそうだ。【伊藤馨一】
[2005/6/26/13:23 紙面から]
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