大阪桐蔭・辻内がKOされた…/高校野球
<高校野球大阪大会:大阪桐蔭9−1茨木>◇24日◇4回戦
大阪桐蔭は155キロ左腕、辻内崇伸(3年)が3回6与四死球の怪投ながら、コールド勝ちした。
高校球界の最速左腕が、3回1失点で茨木打線に“KO”された。初戦の2回戦・大阪市立戦で4回12アウトをすべて三振で奪った辻内だが、この日はあれれ? 別の顔。前回4回12奪三振の快投が、3回6与四死球の怪投に変わった。
初回1死から四球、死球、四球で満塁。2、3回も先頭打者に四球を与え、3回は先制点を挙げられた。153キロの快速球は健在でも、制球が定まらない。打者一巡の3回、2度目の打席で代打を送られた。
「悪かったから代えたんです」と西谷浩一監督(35)は厳しい表情。「力が入ってしまって、自分のピッチングが出来ませんでした。お客さんの近さも気になって…」と辻内は悔しい3回KOを振り返る。
この日の万博球場入場券売り場は、午前中から大行列。辻内、平田良介外野手(3年)と「なにわの四天王」2人を擁する大阪桐蔭の試合時には、5000人がスタンドを埋めた。米大マリナーズのアジア・太平洋地域を担当するテッド・ハイドスカウト部長もその中にいた。「前回出した好結果が気になったんでしょう。こんなこともあります」(阪神池之上スカウト)などネット裏の目は好意的だったが、ドクターKとドクターB、どちらが本当の顔なのか。これからの登板で明らかになる。【堀まどか】
[2005/7/25/10:16 紙面から]
写真=3回で6四死球とマウンドでさえない表情の大阪桐蔭・辻内
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