京都外大西、6点差逆転!/高校野球
<全国高校野球選手権:京都外大西12−10関西>◇8日目◇13日◇甲子園◇2回戦
奇跡の逆転劇だ。勝ち越し打を放った京都外大西の高原正明内野手(3年)は、二塁ベース上で両手を空に高く突き上げた。今夏で勇退を表明している三原新二郎監督(65)もガッツポーズ。勝利を確信した瞬間だった。同点の9回表1死二、三塁。高原は高めのボール気味のストレートをたたき、中前へ運んだ。「打った瞬間、頭が真っ白になった。とにかくうれしい」。笑顔が弾けた。
「監督に少しでも長くユニホームを着て欲しい」。その思いが府大会打率2割5分5厘のチームを強力打線に変えた。選手達は必死にボールに食らいついた。6点を追う8回。2二塁打含む6安打を集中して6点を挙げ、打者一巡の猛攻で同点とした。
2回途中から3番手で急きょマウンドに上がったリリーフエース本田拓人(1年)も懸命の投球。関西船引に2打席連続本塁打を浴びるなど苦しんだが、最後まで投げ切った。「公式戦でこんなに投げたのは初めて。逆転を信じて投げました」。試合後、2個目の勝利ボールを監督に渡し、力強く握手を交わした。三原監督は「選手達には頭が下がる。監督冥利に尽きる」と目を真っ赤にした。【長江祐樹】
[2005/8/14/09:39 紙面から]
写真=8回表(京都外大西)四球と6安打を絡め一挙6点を挙げ同点に追いついた京都外大西ベンチはガッツポーズのオンパレード
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