オリックス仰木監督終戦、プレーオフ逃す
<日本ハム3−1オリックス>◇24日◇大阪ドーム
奇跡は起こらなかった。日本ハムに3連敗を喫した試合後。ソフトバンクが8回に2点を勝ち越した速報を聞くと、オリックス仰木監督は監督室を出て中村GMと今後への会談に向かった。しかし西武が逆転サヨナラ勝ち。「西武は負けたらしいね」。結果をまだ知らなかった指揮官は報道陣から結果を聞き、一瞬、絶句した。
3年連続最下位、統合元年。低い下馬評をものともせず、133試合目までプレーオフ争いにチームを踏みとどまらせた。しかし正念場に来て打線が沈黙。残り4試合全勝を誓って臨んだこの日の日本ハム戦も7イニングで先頭打者を出しながら、わずか1得点。菊地原、加藤、大久保と勝ちパターンの救援陣をつぎ込み逆転を狙ったが、マジックも限界だった。
「固さもないことはないが、ポイントゲッターに勢いがないね。もう1日楽しみたかったが、勝って楽しまんとね。勝ちを放棄しとるから」。大阪ドームを出る指揮官は静かに現実を受け止めた。
自らの去就については明言を避けた。「シーズンがすべて終わってから。今はまだ白紙。宮内さんと話してからや」。すでに宮内オーナーは来季続投を要請する方針を示しているが、仰木監督は返事を保留している。発展途上のチームを軌道に乗せたい意欲は強いものの、70歳という年齢で体力の限界と戦っていたのも事実。今後は球界最年長監督が下す決断が注目される。
[2005/9/25/11:00 紙面から]
写真=日本ハムに3連敗のオリックス仰木監督は、ベンチで帽子を取りガックリとした表情をみせた
|