中日岩瀬日本新46S!大魔神佐々木超えた
<中日6−3広島>◇1日◇ナゴヤドーム
ゲームセットの瞬間、中日岩瀬は左のこぶしを思い切り突き上げた。祝福の花束をスタンドに向けて大きく掲げた。大魔神佐々木を抜く、シーズン最多セーブの新記録となる46セーブ目。入団から7年連続50試合登板の鉄腕が、プロ野球70年の歴史に新たな1ページを加えた。いつもは冷静沈着な守護神もこの日ばかりは興奮を抑え切れなかった。
「さすがに普段とは違っていましたね。記録を意識しました。1年間頑張ってやってきた成果が46セーブという記録になったと思います」。この日は2安打され1死一、二塁となったが最後はキッチリと締めた。
プロ1年目からリリーフひと筋。毎年のように結果を積み重ねてきているが活躍の裏では不安との闘いの連続だ。首、肩、背中に腰…。「(故障は)キリがないですね」。失敗の許されない場面でギリギリのところで踏みとどまり、修羅場をくぐり抜けてきた。
「何しろ日本記録だからな。佐々木は投げなくてもいいところでのセーブもあったけど、岩瀬はこっちが投げてもらいたいと思っている場面での46セーブ」。落合監督はそう評価した。この日が60試合目の登板。疲労はピークだが「休みたいという気持ちはありません」。岩瀬の一人旅が始まる。【伊藤馨一】
[2005/10/2/10:33 紙面から]
写真=9回表2死一、二塁、岩瀬は新井を左飛に打ち取り、日本新記録となる今季46セーブ目をあげガッツポーズ
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