竜一番星平田、落合監督超える!
中日はドラフト1巡目で大阪桐蔭・平田良介外野手(17)を単独指名。ほか3選手を指名、高校生4選手の交渉権を獲得した。落合監督の強い要望で実現した指名に平田は「(落合監督を)超えてみたい」と力強い抱負を口にした。
午後2時15分。中日に1巡目指名された瞬間、平田のこわばっていた表情が笑顔に変わった。「本当に指名していただけるかはわからなかった。ずっと不安でした」。小学校時代からの夢がかなった。
目標は「落合超え」だ。落合監督の強い要望で実現した平田指名。現役時代、3度の3冠王に輝いた強打者が「今年のドラフトでオレが認めたのは平田だけ。そういう選手がいない年だってある。(バットを)あれだけ振れる選手はそういない。オレを超える選手になれる」とまで評価した。それを受けた平田は「超えられれば超えたい。僕も基本は我流」と力強く言い切った。
個性の強さでは本家オレ流に負けていない。高校時代に印象に残っているプレーとして甲子園1試合3発より、日本代表として出場したAAA選手権(韓国)決勝で敢行した本盗をあげた。「1試合3発は清原さんもやっている。前代未聞だと思うのでホームスチール。プロでもやりたい」。さらにプロ入り後も丸刈りを続けることを宣言。「たとえ1軍に上がれたとしてもこの髪形でいきます」。モットーである全力疾走にもこだわり続ける。「プロに入ってもどんな場面でも全力疾走を貫きたい。天狗(てんぐ)になったり、偉そうな態度を取ることは絶対にしたくない」と話した。
もちろん狙うは「落合超え」。日本球界でトップに立つだけで満足などできない。「日本で力をつければメジャーにも挑戦したい」と壮大な夢まで語った。落合色に染まった職人ぞろいのオレ竜に強烈な個性の持ち主がやってくる。【鈴木忠平】
[2005/10/4/09:49 紙面から]
写真=巨人1巡目指名の辻内(右)と中日1巡目指名の平田は野球部員と歓喜のジャンプ
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