「日本一になりたい」中日谷繁残留へ
FA権を取得し、去就が注目されていた中日谷繁元信捕手(34)が残留する決意を固めたことが6日、分かった。8月23日に自身3度目となるFA権を取得した谷繁は去就について慎重に検討を続けてきたが、6日までに来季も中日でプレーする意思を球団側に伝えていたことが判明した。権利を行使しての残留となるかなど詳細はシーズン終了後の交渉で決まるが、来季、V奪回を狙う落合中日が正捕手流出の危機は回避した。
権利取得後、谷繁にはソフトバンクや巨人が興味を示していたとされるなど宣言すれば争奪戦は確実な状況だった。そんな中で、残留を決断した最大のポイントは、日本一になれなかった悔しさだった。谷繁は親しい関係者に「去年は優勝しましたけど、やっぱり日本一になりたいんです。中日に骨を埋める覚悟でやります」と話したという。
谷繁は今季も守りの要としてここまで140試合に出場。打率こそ2割3分6厘と低迷したが、14本塁打、65打点と勝負強さは健在。リーグ2位の盗塁阻止率4割4分4厘の強肩と、投手陣を引っ張るリーダーシップはチームに欠かせない存在だった。チーム内にはポスト谷繁も育っておらず、正捕手残留は来季のV奪回に向けて朗報となった。
[2005/10/7/08:55 紙面から]
|