「申し訳ありません」中日落合監督詫びた
<横浜6−1中日>◇7日◇ナゴヤドーム
中日は7日、ナゴヤドームでの横浜戦に敗れ、5連敗。79勝66敗1分けの2位で今季の全日程を終了した。2年続けて、自ら掲げた「日本一」の公約を果せなかった落合博満監督(51)は試合後、ファンに「申し訳ありませんでした」と詫びた。
「日本一」。落合監督が就任以来、2年続けて掲げた公約は今年も達成されることはなかった。今季2度目の5連敗でオレ竜がシーズンを終えた。146試合を戦い、79勝66敗1分け。優勝した阪神に10ゲームの大差をつけられての2位に終わった。ナゴヤドームでの最終戦終了後、あいさつに立った落合監督の口から出たのは、ファンに対する謝罪の言葉だった。
落合監督「球団悲願の連覇、51年ぶりの日本一を目指して戦ってきましたが、残念ながら達成できませんでした。申し訳ありませんでした。選手は持てる力を発揮してくれましたが、それを勝ちに結びつけられなかったのは私の責任だと思っています」
「一言で言えば、負けたシーズン」。今季をそう振り返った敗軍の将が今年のターニングポイントに挙げたのは15勝21敗と大敗した交流戦でも、9月7日の阪神との直接対決を落とした試合でもなく、8月16日からの巨人、横浜と続いた6連戦だった。それまで貯金を7つずつ稼いでいたカモ相手に2勝4敗。「勝てた試合だっただけにな。あの後に無理をしなければいけなかった」と落合監督。計算していた勝ち星を逃し、首位阪神との差は4ゲームと広がった。これが焦りを呼び、9月の大失速につながったというのが落合監督の分析だった。
昨年オフ、阪神との争奪戦の末にウッズを獲得。ばく大な資金を投じ、4番を補強した。磐石の態勢を整えたはずだった。開幕前にも「普通にやれば負けない」と絶対の自信を持って臨んだシーズンだったが、結果を出せなかった。14日からは秋季練習、25日からは沖縄秋季キャンプが始まる。
落合監督「もう、日本一への戦いは始まっています。(日本一の約束は)これで3回目です。ぜひとも来年は達成したいと思っています」
来季は3年契約の3年目。これまでのように自信にあふれた日本一宣言ではなかったが、オレ流監督が3度目の約束をファンと交わし、05年の戦いに幕を閉じた。【伊藤馨一】
[2005/10/8/09:54 紙面から]
写真=今季最終戦を終えてセレモニーで落合監督はファンを前にあいさつを行う
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