オリ極秘交渉、2.5億で清原獲りに前進
オリックス、清原獲りに前進! オリックス横田昭作球団本部長補佐(45)は13日、12日に前巨人の清原和博内野手(38)と東京都内で極秘交渉を行ったことを明かした。交渉には小泉隆司球団社長(65)も同席し、1年契約、2億5000万円プラス出来高の条件も初めて提示。清原は今後、獲得に乗り出す他球団との交渉も経て結論を出す方針だが、オリックスは約2カ月ぶりの交渉再開に“年内決着”の好感触をつかんだ。(金額は推定)
オリックスの清原獲りへの動きが急加速した。10月13日に中村監督が直接会談してから約2カ月。清原から連絡を受け、12日に小泉球団社長、横田球団本部長補佐が極秘に東上。待ちに待った第2回交渉にこぎつけた。
中村監督は就任前のGM時代、清原への提示条件について「自由契約選手という概念は取っ払って考えている」と話していた。その言葉通り、1年で2億5000万円プラス出来高の好条件を提示。出来高を含めれば今季年俸3億8000万円に迫る最大限の誠意で“恋人”にアタックした。その後は都内レストランでフレンチに舌鼓を打ちながら、清原が10日に参加した42年会の話、本拠地スカイマーク・スタジアムの話、PL学園の同級生・オリックス松山コーチの話…と、ざっくばらんな野球談議に花を咲かせた。
13日、神戸市内の球団事務所で会談したことを明かした横田球団本部長補佐は、好感触を得たことを打ち明けた。
「なごやかな雰囲気で、いい話し合いができた。できれば年内に返事が欲しいが、年を越したら越したで仕方がない。他球団もあるんでしょうから、彼がどう判断するか。期限は切ってませんから」
清原から条件についての要望は一切なく、「考えてから返事をさせていただきます」と答えたという。楽天など興味を持っている他球団との交渉を経てからの“ファイナルアンサー”となることに、オリックスも理解を示した。
会談の冒頭には清原から「これだけ長引いてすみません」と“謝罪”を受けた。横田本部長補佐は「気持ちの整理に時間がかかったんだと思う。もちろんまだ入団かどうかはわからないが、過程としては前進でしょう。次回が最後? そうなるでしょう」と話し、清原の心情に配慮しながらも、交渉が詰めの段階にきたことを強調した。
清原が15日からハワイで行われる名球界の行事に参加することもあり時間は限られるが、オリックスが希望する年内決着へ光が差し込んだことは確か。報告を受けた中村監督は「ぬか喜びはできないが、1つのステップであることは間違いない。いずれにしても待つのみ。縁があることを願うしかないよ」と朗報を心待ちにしていた。
[2005/12/14/09:46 紙面から]
写真=10日、スカイマーク・スタジアムでの野球教室で講師役の清原は笑顔で少年たちを指導した
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