広島“クリ原人”栗原は進化する!
「クリ原人」にブラウン監督もたまげた! 広島の若き大砲候補、栗原健太内野手(24)が2日の居残り特打で並外れたパワーを見せつけた。20スイング中、140メートル弾や3連発を含む8本のサク越え。2時間前は思うように打球が飛ばなかったが、小早川打撃コーチの助言で急速な「進化」を遂げてみせた。
ピンポン球と化した白球が舞い上がるたび、観客がザワついた。ブラウン監督は栗原の頭をなでて「いいぞ。ゲームでも頼む!」。栗原も「右への打球はいい打ち方で押し込まないと飛ばない。良かったですね」と白い歯を見せた。
特筆すべきは適応力だ。全体練習では49スイングで6本塁打と「不振」だったが、上体が突っ込むクセを指摘され「なるほど」と即座に修正した。同コーチは「すぐに直したね。クリーンアップを打つ要素がある。モノが違う」と絶賛。昨季終盤に定着した6、7番から一気に先輩を押しのける可能性も出てきた。
米国での単身トレで体脂肪は昨季から1%減の9%、逆に体重は約8キロ増の100キロ弱。本塁打王の新井も小さく見える。筋骨隆々の肉体と日々進化する姿はまさに野生児。昨季15本塁打(70試合)からの飛躍を目指す「クリ原人」が、広島の話題を独占する。【柏原誠】
[2006/2/3/09:13 紙面から]
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