ハリケーン51号去ったみたい/清原番日記
つわものどもが夢のあと。イチローが去った13日の宮古島市民球場には静けさが戻った。12日は過去最多の観衆5000人。だが、13日はわずか400人。そんなスタンドを見渡し、清原はつぶやいた。「ハリケーン51号が去ったみたいやなあ」。イチローの背番号51にかけたジョーク。野球に食事に楽しい一時を過ごしただけに、清原もちょっぴりセンチメンタルになっていた。
だがそんな感傷も激しい打球音にかき消された。向かった室内練習場では谷が一心不乱にスイング。1時間30分以上にわたる特打を行っていた。「オリックスもみんなよく練習してるけど、谷があれだけ練習するのにはビックリした。プロ野球のチームって感じがするよね」。今はNKの陰に隠れているが、人一倍地道にコツコツ猛練習。そうしたナインの姿はイチロー時代から続く、チームの伝統でもある。イチローは去っても脈々と受け継がれるイチローイズム。清原もそんな空気を感じていたのかもしれない。【松井清員】
[2006/2/14/09:42 紙面から]
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