オリ中村“アベック砲”に夢がかなった
<オープン戦:横浜10−9オリックス>◇15日◇横浜
メジャーの経験すら持つ強打者が、少年が夢を語るような目で振り返った。「あこがれのアベックアーチをやっと打てました」。中村も胸を弾ませていた。
初回2死一塁で今季1号を右翼スタンドに運ぶ。国内では04年9月17日日本ハム戦(札幌ドーム)以来の本塁打を「自分のスイングが出来た」と喜んだが、清原がソロで続いたことがまたうれしかった。第2打席には左前に適時打を放つなど3安打の活躍で、14日ヤクルト戦(神宮)の今季初安打から、4打席連続安打を記録した。
「毎日の練習の中で、ふと感じたことを伝えてくれる」。清原を、中村はそう語る。打撃ケージ裏で見守る目が、中村自身が気付かない小さな異変も教えてくれる。「ぼくも勉強しています。いい教材が目の前におられるんですから、ボールをどういうタイミングでとらえられるのか、見ています」。NK砲の信頼は、そうやって育まれる。
近鉄時代の中村には、ローズという相棒がいた。アベック弾を放てば01〜02年にかけ13連勝。一方の清原も巨人時代、松井(現ヤンキース)とのMK弾で、16連勝(98〜01年)を記録した。オープン戦での初アベックは勝ちに結びつかなかったが、公式戦こそ必勝パターンに。「(開幕の)25日には状態をMAXに持って行く」とノリの気合は十分だ。【堀まどか】
[2006/3/16/09:56 紙面から]
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