履正社土井主将予感的中、横浜当たった〜
第78回選抜高校野球大会(23日から12日間、甲子園)の組み合わせ抽選会が15日、大阪市内で行われた。昨秋の近畿王者・履正社(大阪)は2日目第2試合で横浜(神奈川)と対戦。両チームともプロ注目のスラッガー捕手を擁し、1回戦屈指の好カードだ。7年ぶり出場のPL学園(大阪)は5日目第1試合で21世紀枠の真岡工(栃木)と対決。選手宣誓は岐阜城北の太田恵太主将(3年)が務める。
ミニラの「予感」が的中した。くじを引いた瞬間、履正社の土井健大主将(3年)は両手で顔を覆い、苦笑した。
「あーって感じ。横浜と当たる夢を見たんですよ。それで今朝は5時半に目が覚めて。絶対当たると思ってました」
小学生時代には、母弓子さんが交通事故に遭う夢を見て正夢になったことがある。「霊感が強い」と自ら認める不思議な力が、横浜との対戦を引き寄せた。
相手は投打ともに強力なV候補。とくに土井が意識するのは同じ捕手で4番の主砲福田永将(3年)だ。。高校通算本塁打数は福田の「37」に対し、土井は「35」。高校ナンバーワン捕手を決める戦いでもあるだけに「負けたくないですよね」と鼻息を荒げた。
秘策がある。「ずっと、ささやきますよ」。小学校のころから捕手だった土井の得意技は「ささやき戦術」だ。「さっきは、カーブ引っ掛けたよなー。その球、いっとこか!」。小声でつぶやき、打者の心の乱れを誘う。「みんな力むんですよ」。中学時代には「ささやき名人」だった元広島・達川の著書を読みふけった。巧みな大阪弁で横浜打線を揺さぶるつもりだ。
「全面的に任せています」と岡田龍生監督(44)の信頼も厚い。センバツ初戦の大阪−神奈川対決は、これまで大阪勢が7戦全勝というデータも心強い。「強い相手だけど勝てば喜びもデカイ。みんなに感動を与える試合にしたい」と土井。待望の甲子園初勝利は、強豪横浜からもぎ取る。【木村有三】
[2006/3/16/10:53 紙面から]
写真=健闘を誓う(左から)智弁和歌山・古宮、神港学園・森下、PL学園・奥平、履正社・土井、京都外大西・西田、北大津・有吉の近畿の各主将
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