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いとこい&やすきよ「上方演芸の殿堂入り」

 上方演芸の発展に貢献した人を選ぶ第9回「上方演芸の殿堂入り」に「夢路いとし・喜味こいし」「横山やすし・西川きよし」という伝説的漫才コンビ2組が選ばれた。大阪府立上方演芸資料館(ワッハ上方)が24日発表した。

 いとし・こいしは、1939年に兄弟で「荒川芳博・芳坊」を結成。48年「いとし・こいし」に改名し、半世紀以上も正統派漫才の第一人者として活躍。勲四等旭日小綬章、上方漫才大賞、上方お笑い大賞など受賞は数多い。時代を映したネタを兄いとしさん(03年他界、享年78歳)のボケと、弟こいし(77)のツッコミで紡ぐ軽妙なしゃべくり漫才が老若男女を問わず、愛された。

 一方、やすし・きよしは66年にコンビを結成。互いにボケとツッコミをこなす漫才で、80年代の漫才ブームをリード。上方漫才大賞や上方お笑い大賞などを受賞したほか、テレビなどでも絶大な人気を誇った。やすしさんは96年にアルコール性肝硬変で51歳の若さで亡くなった。「小さなことからこつこつと」がモットーのきよし(58)と対照的な破天荒な生き様は今も語り草だ。

 殿堂は96年にスタート。「府民に親しまれ、後進の目標になる」舞台に上がった演芸人から選考され、これまでは「故人」が基準の1つだったが、今回から見直された。

 ワッハ上方では3月17日から6月28日まで、殿堂入りする2組にまつわる資料などを展示。3月25日には表彰式と記念公演を開催し、両コンビが活躍した当時のビデオを上映する。

[2005/2/25/10:08 紙面から]



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