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深作健太監督、次作は「西成暴動」を構想

 深作健太監督(33)が次回作として、大阪の西成暴動をモチーフにした“実録アクション”を構想していることが19日、明らかになった。タイトルは「Lの乱」(仮題)。健太監督は父の深作欣二監督の死後、バトンを受け継ぐ形で「バトル・ロワイアル2」(03年)でデビュー。今年、単独初監督作品「同じ月を見ている」を発表した。父は「仁義なき戦い」シリーズなど実録映画で人気を集めたが、2代目も“お家芸”の衝撃バイオレンスに挑む。

 労働者の街、西成ではたびたび騒動が起こっているが、最近では90年10月に起こった「暴動」が1週間近く続く大きな騒ぎに発展。労働者と機動隊との“闘争”は大きく報じられた。

 かねてから「西成という街のエネルギーに注目していた」という健太監督は昨年、西成地区に3週間泊まり込み、シナリオ・ハンティングをかねて実態を調査した。「Lの乱」は西成の名は出ないが、欣二監督が「仁義なき戦い」で戦後の広島を描いたように、現代日本の象徴として大阪・西成が描かれる。「攻殻機動隊」(95年)などで有名なカルト的アニメ作家・押井守氏(54)が手掛ける脚本は8月に第1稿が完成している。

[2005/10/20/10:51 紙面から]



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