京都“主力大量流出”ピンチ!/J2
<J2:京都2―1仙台>◇第43節◇23日◇西京極
京都が主力選手流出の危機に立たされた。仙台に2―1で勝利し、今季初の4連勝を飾ったものの、福岡が鳥栖に勝ったためJ1昇格が完全消滅した。柱谷幸一監督(43)の続投は決まったが、至上命題だった1年でのJ1復帰を果たすことができず、来季の運営費が激減することは確実。チーム最多の20得点をマークしているFW崔龍洙(31)や、元日本代表FW黒部光昭(26)もJ1でのプレーを希望しており、主力の大量流出は避けられない状況となった。
至上命題のJ1昇格を逃がした京都が、さらに窮地に立たされた。20ゴールでチーム得点王のFW崔に加え、元日本代表FW黒部、DF手島ら主力選手が大量流出する可能性が出てきた。この日、崔のゴールなどで仙台を下したが、3位争いの福岡が勝ったため昇格の可能性が完全消滅。試合後、梅本社長は「監督の方針が浸透し来季は期待が持てる」と柱谷監督の来季続投を明言したが、来季もJ2での戦いを強いられることで選手の心はすでにチームから離れつつある。
関係者によると崔、手島らはJ1でのプレーを強く希望。黒部も腰痛の影響こそあったものの10月2日の札幌戦以降、6試合連続で先発から外れており起用法に不満を持っている。黒部は「まだ試合が残っているし、全力で最後まで戦い抜くだけ」と冷静に話したが、27日の最終戦(大宮)後に梅本社長、柱谷監督と話し合いの場が設けられており、その席で移籍を志願する可能性は高い。
柱谷体制の継続については24日にも正式発表されるが、柱谷監督はこれまで通りGM的役割も兼任する。すでに外国人選手獲得に動いており、守備強化の補強にも着手している。しかし梅本社長は「(J1に)上がれなかったことで運営費は激減する。選手の給料も上げることはできない」とキッパリ。契約更改での厳冬を示唆し、選手の大量流出に追い打ちをかける格好になっている。主力流出を阻止しなければ、京都は来季も厳しい戦いを強いられることになる。
[2004/11/24/12:29 紙面から]
|