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神戸また仰天人事「GM公募」

神戸のチーム統括本部長からコーチとなった三浦泰年(右)はカズとともに練習を見つめていた

 求む、GM。神戸が、前代未聞の「GM公募」に乗り出した。関係者によると、2日に解任した三浦泰年前チーム統括本部長(現コーチ=39)の後任について、複数のJクラブに適任者の紹介を依頼していることが3日、分かった。方式もFAXで文書を送付するという異例のもの。衝撃人事で空席になったクラブ要職の強化責任者を、広く募集するという型破りな方法をとることになった。

 神戸が、前代未聞の方法で、チーム統括本部長職の後任探しに着手した。複数関係者によると3日までに、神戸から複数のJクラブにFAXによる文書が届いた。その内容は「強化責任者にふさわしい人物を紹介してほしい」というもの。新戦力の補強、選手の査定、監督選びなど大きな権限をもつクラブの要職を「公募」するという仰天の文面。しかもその候補者探しに、ライバルである他クラブの協力を仰ごうという異例のFAXだった。

 型破りな方法にはわけがある。神戸は2日、衝撃人事を発令した。取締役を兼務していた三浦チーム統括部長を解任して、コーチに「格下げ」。レオン監督のサポート役に配置転換した。チーム統括本部長職は空席となり、当面は前田浩二強化ディレクターが代理を務めることになった。

 しかし前田代理は今年になって、三浦前チーム統括本部長の補佐役として、フロントの仕事を始めたばかり。いきなり強化責任者を務めるのは荷が重い。一方でチームは最下位に沈んでおり、新戦力補強は急務になっている。時間的な余裕がないだけに、衝撃人事とほぼ同時に、FAXによる後任探しに着手した。

 現場ではレオン監督が再生に着手しているが、フロント体制の立て直しも必要。シーズン中にGM職が空席のままでは、致命的な損失になる。特に公式戦9試合連続で先制点を許している守備の補強は必要。最下位の神戸が、なりふりかまわずにフロントの再建に取り組むことになった。

[2005/5/4/09:44 紙面から]

写真=神戸のチーム統括本部長からコーチとなった三浦泰年(右)はカズとともに練習を見つめていた



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