C大阪森島、大阪ダービーでゴール宣言
14日の大阪ダービー(長居・15時)は「堅守のC大阪」と「攻めのG大阪」の激突だ。G大阪は12日、非公開練習を行った。西野監督は「先取点がカギ」と強調。苦手な守備的な相手を攻略するため、早い時間に先制して、おびき出す作戦で臨む。大阪市内で攻撃中心の練習を行ったC大阪は、ダービー最多タイ5得点のMF森島寛晃(33)が「舞台は整った。やっつけたい」と主役どりを宣言。守って、守って1発のカウンターで仕留める。
ここでやらねば、男がすたる。大阪決戦を2日後に控えた12日、慎重派で知られるC大阪森島が珍しく気合のゴール宣言だ。
「これだけ周りが盛り上げてくれているんで、ホームですし、何が何でも勝たないといけない。舞台は整った。僕はまだ(今季)1点しか取ってないんでゴールして弾みをつけたい」。
クラブ側の動員作戦でダービー史上最多3万人突破は確実。勝てば特別報酬5万円も1人ずつ支給される。大阪の街を盛り上げる決戦で、ダービー男の血が騒いだ。95年から始まったG大阪戦でライバルのゴールネットを最も揺らしたのが「ミスターセレッソ」森島だ。だが、00年5月の5点目を最後に、その存在も薄くなりかけている。
昨オフ、自動車販売店で「まだ現役でしたっけ? 移籍したんですか」と言われたショックは今も忘れていない。豊富な運動量を維持するために毎日約1時間のマッサージを受ける33歳は「相手の守備ラインを慌てさせるようにしたい。やっつけたい」と前線に飛び出していくつもりだ。
この日は速攻の練習に時間を割いた。小林監督は「守った中でどう攻めるか」と堅守をベースに勝機を見出す。森島が、小さな背中に背負う大きな期待をゴールにかえる。【西尾雅治】
[2005/5/13/09:33 紙面から]
写真=シュート練習を終え見学するサポーターに一礼する森島
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