マジョルカ残留大久保“1人2役”がい旋試合
マジョルカFW大久保嘉人(23)に「1人2役」のがい旋試合計画が浮上した。14日、大久保の来季について1年間のレンタル期間延長でチームに残留することが発表された。C大阪は8月にマジョルカとの親善試合を計画中。大久保は前半にマジョルカ、後半にC大阪でプレーするプランを予定している。実現すれば、海を渡った大久保にとって、これ以上ないファンへの恩返しになる。
大久保が、マジョルカの赤いユニホームを着て、C大阪クラブハウスに設けられた会見場に現れた。自身が希望したチーム残留が1年間のレンタル延長で決定。13試合3得点の数字よりもチームを奇跡の残留に導いた終盤の活躍が評価された。来季はスペイン1部に移籍した日本人では初めての2シーズン目を迎える。
「昨シーズンよりもいい成績を残して完全移籍にしたい。コミュニケーションもとれるようになってきた。自分の仕事は点をとることなので点をとりたい」
大久保の残留を受けて、「夢のがい旋マッチ」が実現に向けて動き出した。C大阪は8月にマジョルカとの親善試合を計画。その中には大久保が前半にマジョルカで、後半に古巣のC大阪でプレーするプランが浮上している。赤色の「17番」と桜色の「10番」が同じ試合で見られるファン垂ぜんの試合。出原社長は「日程調整が難しいが、マジョルカと交渉を続ける。ファンのために面白い試合にしたい」と前向きに話した。
大久保はこの日、スペインでの半年間について「(腰痛で出られない時期があったが、残留に少しは貢献できたかな。スピードは日本人の誰が来ても通用する。自分は普通にやっていただけ」と話した。そして出場が決まったドイツW杯にも意欲を見せた。「まだ1年ある。W杯は出たいと思っていたし、出るためにスペインでアピールしたい」。7月6日千葉戦(長居)でファンにあいさつして、同10日にスペインに渡る予定。飛躍を期して2年目のスペインで大暴れする。
[2005/6/15/10:13 紙面から]
写真=マジョルカでのレンタル移籍が1年延長となり、C大阪西村GM(左)から激励を受ける大久保
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