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アラ様2発!G大阪がダービー制す/J1

後半、勝ち越し弾を決めたG大阪MFアラウージョ(左)は、FWフェルナンジーニョらから手荒い祝福

<J1:G大阪4−1C大阪>◇第18節初日◇23日◇万博

 G大阪が逆転で大阪ダービーを4−1で制した。日本代表FW大黒将志(25)は左ふくらはぎ打撲のため今季初の先発落ちも、相棒FWアラウージョ(27)が同点、勝ち越しの2発でC大阪を力でねじ伏せた。G大阪は7月の連戦「HOT6」を5勝1分けの“首位”で快走。鹿島との勝ち点差「4」を守り、リーグ戦再開(8月20日)から逆転Vへ望みをつなげた。

 大入り満員2万2232人の万博の夜空に、G大阪がド派手な4発の花火を打ち上げた。意地とプライドがぶつかったC大阪とのダービーマッチ。前半9分に失った先制点は、今のG大阪にすればハンディにもならなかった。

 秘策がはまった。同点で迎えた後半18分のFK。両チームが選手交代を仕掛けたタイミングで、一瞬のスキが生まれた。FWアラウージョが壁からソロリと離れてフリーになる。「目があって、アイツが分かってくれていた」。助っ人FWが遠藤のパスからワントラップして同点弾に続く逆転ゴールをたたきこんだ。

 実は試合前、遠藤はGK松代から秘策を耳打ちされていた。「C大阪はセットプレーのときに集中が切れる」。前夜、1人ビデオでライバルの弱点を発見していた守護神の作戦勝ち。ピッチで忠実に実行して、流れをつかむと橋本、遠藤も追加点を奪ってライバルを圧倒した。

 「10月、11月に熱い試合をしよう。それには7月が重要なんだ」。中2、3日の連戦が組まれた7月の6試合を前に西野監督は「月間首位」を目標に掲げ、選手にゲキを飛ばしてきた結果が5勝1分け。「7月以前の戦いでいい感触は持っていた。その財産が必ず生きると思っていた」と指揮官が描いた青写真通りHOT6首位で、2日の再開時に「10」だった首位鹿島との差は「4」に詰めた。

 エース大黒が5戦不発と湿った7月、チームを引っ張ったのはアラウージョだった。この日の2発で、2位に5差を付ける得点王レース独走の17点。そのうち9発を7月の6試合で決めた。自宅に保管しているフェースガードが好調を支えるアイテム。5月にホオ骨を骨折した際に作製したもので「ときどきそれを見て、励みにしている」と明かす。看板の攻撃力で苦しい夏の戦いを乗り切り、実りの秋へ。逆転Vを狙う熱い戦いは、これからが本番だ。【西尾雅治】

[2005/7/24/10:06 紙面から]

写真=後半、勝ち越し弾を決めたG大阪MFアラウージョ(左)は、FWフェルナンジーニョらから手荒い祝福


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