G大阪快勝、FW陣そろい踏み弾!/J1
<J1:G大阪4−1清水>◇第26節最終日◇2日◇日本平
優勝に突っ走るG大阪は爆勝にも満足しない。「すっきりしないのは何なんでしょうか?」。4−1で清水に圧勝したG大阪西野監督の表情は不満げだ。「リズムを取れなかった。チャンスもたくさんあった…」。降格圏のチームが聞けば怒り出しそうな言葉が並ぶ。初の決勝進出を目指す5日のナビスコ杯横浜戦、そしてリーグ制覇を見据えるからこそ、ぜいたくな悩みは尽きなかった。
気温32度。5月以来のデーゲーム。MF遠藤、DFシジクレイを出場停止で欠いての立ち上がりは、ぎこちなく時間が過ぎた。流れが変わったのは前半31分の幸運な相手オウンゴール。だが、ここからの攻撃ショーは圧巻だった。
前半41分、FWフェルナンジーニョが個人技で追加点。後半4分にはFW大黒が相手ミスを突いて2戦連発を決めると、同32分にアラウージョが5戦連発でトリを取った。7月2日東京V戦以来、2度目のそろい踏み。3人あわせて今季50発の大台にのせた。「勝ちにいく姿勢でFW陣全員が取れた。できすぎだよ」とフェルナンジーニョは上機嫌だったが、圧勝劇に納得しないのは指揮官だけではなかった。
終了直前など2度の決定機を外した大黒は「最後のシュートは入れなアカンでしょ」と自分に怒りを向けた。DF宮本にも笑顔はない。「簡単にラインが下がるようなところがあった」。CKから残り2分で完封も逃し、西野監督は「失点してはいけない試合。横浜はリスタートの強さは屈指」と手厳しい。首位堅守の3試合ぶり勝利を「反省する」G大阪は、頂点に立つまで満足しない。【西尾雅治】
[2005/10/3/10:35 紙面から]
写真=前半、ゴールを決めたG大阪FWフェルナンジーニョ(背中)を祝福するFW大黒
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