大黒流、疲労回復は“食っちゃ寝”調整法
【グルノーブル(フランス)17日=西尾雅治】疲労回復はマッサージより爆睡−。グルノーブルFW大黒将志(25)が独自の調整法で昨年からオフなしのシーズンを乗り切る。大黒は昨年1度もマッサージを受けず睡眠と栄養補給で乗り切ったことを明かし、環境の違うフランスでも継続する考え。海外組では、個人トレーナーを雇うケースもあるが、大黒はノーマッサージ主義を貫く。
疲れきった体をもみほぐしてくれるマッサージ。今では街のあちこちに簡易マッサージ店が見られ、サラリーマンたちの癒やしの場と化しているが、大黒にはその必要はないようだ。
マッサージより睡眠。昨季は1度もマッサージを受けなかったことを明かし「プール(での回復トレ)とか、あとはメシ食って寝てという感じでやっていた」。サッカーでは、試合までの1週間で2度マッサージを受ける選手も多く、他競技でもほとんどの選手がトレーナーに体をほぐしてもらうのが一般的。大黒のようなノーマッサージ主義者は、きわめてまれだ。
外からの力に頼らず、自分の体にある力で回復させるためで「その方が僕にはいい」とフランスでも継続していくという。欧州では、日本のような指圧ではなく、オイルマッサージが主流。ボルトン中田、セルティック中村ら海外組は個人で日本人トレーナーを雇い、体をケアしている。大黒にその必要はない。ベッドと布団があればいい。
代表でブレークしG大阪を優勝に導いた05年からシーズンオフなしでフランス入り。疲労が心配されるが、15日の初オフはグルノーブル市内を見下ろせる近くの山まで大好きなドライブ。「リフレッシュできた」と睡眠もたっぷり取った。
20日ギャンガン戦に向けて練習再開された16日は、15分間の5対5のミニゲームで5得点とアピール。「練習らしい練習をしたのは初めてだったんで、楽しかった。もっとやりたかった」。独特のコンディション調整を続ける大黒には、疲れも不安もない。
[2006/1/18/09:31 紙面から]
写真=ミニゲームでボールを追うグルノーブルFW大黒(中)
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