大阪ダービー前哨戦!?C大阪が舌戦圧勝
恒例の!?大阪ダービー前哨戦となる“舌戦”はC大阪が圧勝した。C大阪は12日のG大阪戦(長居)に向け10日、完全非公開で調整。小林伸二監督(45)が、DF宮本不在のG大阪4バックを「破るのは簡単」と挑発した。対するG大阪西野朗監督(50)はC大阪攻撃陣を「最終ライン(4人)だけでは抑えきれない」と警戒。いつもは過激発言を繰り返す指揮官が、珍しく慎重な言い回し。小林vs西野の対決は、リーグ戦では小林監督が3戦3敗と分が悪い。さあ、今季初対決はどうなる?
今年のダービーはいつもとは違う!? これまでは下手に出ていたC大阪小林監督が、珍しく強気発言で挑発した。G大阪守備陣は、日本代表DF宮本を外した4バックで来ることが濃厚。開幕戦はもちろん、ACLのビデオも入手した指揮官は攻略の手応えをつかんだ。
小林監督「ガンバの4バックは両サイドが空くから、破るのは簡単。ボールを奪ったら(サイドの)スペースに飛び込む。(DF)ラインが下がれば、今度は中盤が空くからね。うちは組みやすい」。
対するG大阪西野監督は…。
西野監督「セレッソがやりやすいと言うなら、いいんじゃない…。(C大阪の西沢、古橋、森島の前線3人は)最終ラインだけでは抑えられないからね。ボランチも交えたマークの受け渡しが大事になる」。
過激発言を避け、C大阪の攻撃陣を警戒するほど慎重だった。昨年までは攻撃的ガンバ、守備的セレッソのチームカラーと同じように「辛口の西野」「いじられキャラの小林」がだったが…。今年は逆だ。
もともとC大阪は4バック相手が苦手だ。黒星発進となった開幕名古屋戦もDF4枚の相手に苦戦。昨季2分け3敗と勝利がなかった清水も同様だ。しかし名古屋、清水は4人が並ぶフラット型で守備的。G大阪は両サイドバックが攻め上がる攻撃型で、小林監督は「(鹿島)アントラーズと同じ」と言う。その鹿島には昨年、3勝1分けと圧倒している。DF加地、家長が上がった際に出来るウラのスペースを突けば勝機が見えてくるというわけだ。
昨季のリーグ戦は2戦2敗と完敗。直接対決ではなかったが、最終節ではタイトルまでさらわれた。小林監督は「宮本がいた3バックは良かったけどねぇ」とニヤリ。決戦は12日。宿敵ガンバへの反撃が始まる。【益子浩一】
[2006/3/11/10:04 紙面から]
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