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神戸、7カ月ぶりの勝利/J2

久しぶりに本拠地で勝利しファンの声援に応える神戸イレブン

<J2:神戸1−0愛媛>◇第2節◇11日◇神戸ウ

 神戸が公式戦7カ月ぶりの勝利を飾った。今季からJ2に昇格した愛媛に苦しみながらも1−0で逃げ切った。MF三浦淳宏主将(31)が起点となり、後半12分にFW近藤祐介(21)が右足で決勝ゴール。開幕戦で昨季J2最下位の草津に敗れ泥沼のスタートだったが、ようやくバクスター新監督(52)に就任後初勝利を贈った。柏は4−0で草津に大勝し、東京Vは0−2で湘南に破れた。

 ようやく勝った。J2とはいえ昨年8月27日の大分戦以来、公式戦196日ぶりの勝利。本拠地・神戸ウイングでは何と昨年の開幕戦(対C大阪)から1年も勝ちに見放されていた。バクスター監督は「これまでは負けに対する恐怖心があった。やっと第一歩を踏み出せた」。三浦主将も「勝つと気持ちいいね。(試合前に)必ず勝って、今日からシーズンの始まりにしようと言っていたんだ」とホッとした表情を浮かべた。

 しかし喜んでばかりもいられない試合内容だった。今年から参入の愛媛はJクラブを戦力外になった選手が大勢いる雑草軍団。しかし素早いパス回しと、攻守の切り替えに圧倒され、前半はペースをつかめない。後半12分、三浦がゴール前にフワリとパスを送り、MF朴を経由してようやくFW近藤が先制弾。しかしその後、同18、38分と続く決定機で追加点は奪えなかった。指揮官は「2−0にするチャンスはあったのに、落ち着いて自分たちのサッカーができなかった」と反省点を挙げた。

 開幕戦(3日)は草津に0−3のまさかの大敗。試合後にはサポーターが激怒し、安達GMが謝罪する異例の事態にまで発展した。近藤は「J2? キツイっすね。もう無様な負け方はできないし、今日は絶対に点を取ろうと思っていた」と言った。この日の観衆はリーグ戦で過去最低の3892人。勝つには勝った。だが、これからも勝ち続けなければ、ファンからも見放されかねない。目標としている1年でのJ1復帰には今後も長く険しい道のりが続く。【益子浩一】

[2006/3/12/10:52 紙面から]

写真=久しぶりに本拠地で勝利しファンの声援に応える神戸イレブン



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