【広島】ウェズレイ&佐藤寿で浦和退治だ
赤い悪魔はサンフレの最強2トップが退治する。サンフレッチェ広島は18日の浦和戦(広島ビ)に向け16日、安芸高田市の吉田サッカー公園で練習を行った。「猛犬」FWウェズレイ(33)と昨季の日本人得点王FW佐藤寿人(24)が好連係を見せていた。2人とも浦和相手にハットトリックを決めている。寿人と猛犬の2トップが、日本の赤い悪魔相手にゴールを決め、サンフレの今季初勝利に貢献する決意だ。
雨の降りしきる吉田サッカー公園、寿人が鋭い動き出しで服部のクロスボールを引き出した。「公太! こっち!」と甲高い声で呼んだ。服部の左クロスは寿人には、わずかに合わなかったが、ウェズレイがきっちり右足で押し込んだ。DF4人と中盤4人がフラットに並びながら連動して動き、2トップにラストパスを供給する練習を徹底。寿人は李の左クロスをトラップし、利き足の左足でゴール左隅に決め、決定力の高さを見せつけた。
猛犬ウェズレイは名古屋時代にマルケス(現横浜)との2トップでゴールを量産。Jリーグ最強2トップと言われたこともあったこともあったが「新しいご主人様」とのコンビにも手ごたえを感じていた。「ヒサトはいい選手だよ。最強2トップ? そう言ってもらえるのは光栄なことさ」とニヤリ。寿人も「ウェズレイという最高のパートナーがいるから、マークがきつくなっても、ゴールを決められると思う」と話した。
次節の対戦相手は浦和。ワシントン、小野、黒部、相馬らを大量補強し、ベンチにも日本代表クラスがズラリと並ぶ。小野監督も、その層の厚さに「日本のレアルやチェルシーという感じがする」と警戒を強める。それでも、最強2トップの浦和との相性は悪くない。寿人は昨年9月18日に、ウェズレイも名古屋時代の03年11月22日にハットトリックを決めている。
2トップは好調だが、2戦1敗1引き分けと今季はまだ勝ち星なし。強豪相手にホームで今季初勝利を挙げたいところだ。小野監督は「2トップ? 2人は頭がいい。お互いに組めば、相乗効果を望める」と絶大な信頼を寄せる。ウェズレイは「ヒサトとのコンビはもっと良くなると思う」。寿人も「浦和は攻撃力は高いが、逆にその裏を狙っていけば、チャンスをあるはず」とキッパリ。最強2トップが赤い悪魔に立ち向かい、サンフレサポーターに勝利をプレゼントする。【奈島宏樹】
[2006/3/17/10:03 紙面から]
写真=佐藤寿にとって浦和はプロ入り初のハットトリックを決めた相手
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