【G大阪】大分に再び完敗/J1
<J1:大分3−1G大阪>◇第3節◇18日◇万博
連覇を狙うG大阪が、リーグ戦3試合目で早くも黒星を喫した。昨季終盤に万博不敗記録を12で止められた大分に、またしても本拠地で1−3と完敗。前半1分、後半5分といずれもセットプレーから大分FWオズマールにヘッドでゴールを許すなど、昨年からの課題をさらけ出した。雨のピッチでパスサッカーも不発。前節6発の攻撃陣も湿りっぱなしで、MF遠藤保仁(26)のPKによる1点止まりだった。
冷たい春雨が身にしみた。連覇を目指すG大阪が、伏兵・大分に本拠地万博で足元をすくわれた。外国人コンビがダブルでハットトリックを決めた前節C大阪戦の爆勝劇がウソのように、攻守でさえない1−3の完敗だった。
気温9度の万博は、G大阪の失点シーンでさらに冷え込んだ。開始1分、大分の左CKからニアに飛び込んだFWオズマールに頭でずらされて、あっけなく先制点を献上。遠藤のPKで同点にして迎えた後半、また同じ過ちを繰り返してしまった。開始5分、今度は左サイドのFKから、再びオズマールに完全フリーでヘディングを突き刺された。セットプレーの弱さは昨年からの課題。この日は同じ選手に、同じ形で失点する屈辱にまみれた。
「前後半ともセットプレーで立ち上がりにやられている。ああいう形になると厳しいと分かっていながらやられた。情けない」。ゲーム主将のDF山口が腹立たしげに言った。「取られた時間も悪い。あれじゃリズムに乗れない」。悔しげに顔をゆがめたGK松代の言葉が、敗因を物語っていた。
策士シャムスカ監督率いる大分には、昨年も優勝争いをしていた終盤に手痛い黒星をつけられた。堅守からの速攻にまんまとはめられ、前節C大阪から6点を奪った攻撃陣も封じられた。「慢心しているところもあった。1人1人が省略しているプレーが多かった。スマートで華麗なサッカーは泥臭さの上にあるもの」。西野監督も厳しい表情で今季初黒星を受け止めた。この敗戦の苦味を忘れてはいけない。【西尾雅治】
[2006/3/19/11:33 紙面から]
写真=後半、G大阪FW播戸(中央)は味方のクロスに合わず声をあげて悔しがる
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