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力強くチーム引っ張る!凛とした頼れる“将軍”

リン・ワシントン

 <注目選手:リン・ワシントン>  悲願のタイトルは、背番号44にかかっている。大阪エヴェッサの攻守の大黒柱になったのが、リン・ワシントン(27=米国)。力強いプレーとゲキでチームメートを鼓舞する姿はまさに“将軍”。06年も全開で常勝衛道を突っ走る!

 愛称は“将軍”。大阪エヴェッサを初代王座へと引っ張るのが、背番号44、パワーフォワードのリン・ワシントンだ。

 「開幕からここまでの過程は、まずまずだね。しかし、次の試合は、もっといい結果になるように心がけている。目標は優勝しかありません。個人的には3ポイントシュートの成功率が低い。本来は、2ポイントの成功率ぐらいないといけない。これが課題です」。

 身長200センチの高さを生かし、1試台で20得点前後はコンスタントに稼いでいる。リバウンドでもオフェンス、ディフェンスで合わせて1試合2ケタの数字をほぼ記録。ジェフ・ニュートンとともに、大阪が誇るツインタワーは、プースターの間でも評価が高い。

 今季でプロ生活は5年目を迎える。うち4年を日本で過ごすという大の親日家だ。米インディアナ大を卒業して飛び込んだのが、新潟アルビレックス。日本リーグ、日本スーパーリーグを計3年経験し、昨季はフィンランド・ヘルシンキのホンカ・プレイボーイズに在籍した。

 「フィンランドのチームも3年連続で優勝していた強豪だったけど、過去に日本で3年プレーしたのが、再来日を決断した最大の理由でした。bjリーグは外国人枠の制限もなく、僕の存在が日本人にいい刺激を与えられるかもしれないと思った」。

 今年6月、米サクラメントで実施されたトライアウトにワシントンは参加。天日ヘッドコーチが厳しい目を光らせた上で、文句なしの入団となった。

 普段は陽気な性格も、練習では別人へと変わる。ある日、ミスが目立った仲間に向かって「次にミスしたチーム側には、腕立て伏せ10回の罰則を」と提案した。試合ではそれ以上。昨年11月19、20日の古巣新潟戦の前に「自分をカットした新潟を、ぶちかましてやる」と、歴史に残りそうな名言を口にした。実際に2戦目は29得点を奪い、勝利の立役者になった。

 日本の生活にとけ込む姿勢も同じだ。週に1回、練習後に講師を招いて、日本語を学ぷ。最近は自らの名刺を相手に差し出す際に「アー、ドウモ、スイマセン」とあいさつすることを覚えた。大阪人受けするユーモアの持ち主でもある。

 「リンに関しては期待通り。数字以外に気持ちでチームを引っ張ってくれている。新潟時代よりもアウトサイドからのシュートの成功率が上がった。本当に助かってますね」とは天日ヘッド。  昨年末は8戦連続のアウエーで疲労は蓄積したが、1月は6試合中4試合が大阪開催で、さらに波に乗れる材料はそろった。日本一に向け、大阪の頼れる“将軍”から目が離せない。

写真=力強いプレーとゲキでチームメートを鼓舞する、エヴェッサの“将軍”リン・ワシントン



■リン・ワシントン
 1978年4月3日、米国生まれ。サンホセ大−インディアナ大から00年に新潟入りし3年在籍、昨年はフィンランド・ホンカプレイボーイズでプレー、9月3日から合流。高さ誇るPFで得点力抜群。200センチ、102キロ。

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