エルス事務所移籍 噂ではもう1人?
事件です。世界ランク3位のエルスが今までの事務所との契約を破棄し新しい事務所に移るのです。今までの事務所・IMG(インターナショナル・マネージメント・グループ)はスポーツ界ではNO・1の事務所。日本の芸能界で言えば吉本興業さんといったところでしょうか。ウッズをはじめシン、ガルシア、グーセン、ソレンスタムら名前を挙げて行ったらキリが無いほど多くの選手を抱えている世界最大のスポーツマネージメント会社なのです。
スポーツ映像のTWI(トランス・ワールド・インターナショナル)もIMG傘下の会社ですからこの事務所にいれば全ての世界規模のイベントは何かしらの接点があるといっても過言ではないのです。
そんな大きな事務所をなぜエルスはやめるのか? 事件は今年3月のフォード・チャンピオンシップの月曜日に行われたプロアマで起きました。
ツアーではアピアランスマネー(試合出場確約の為の報酬)はご法度になっています。しかしツアーサイドとIMGがプロアマ興行について話し合い、試合前の月曜日に試合会場に近い他のコースでのプロアマを開催すればOKとなりました。
IMGにしてみれば、興行は打てるし、選手にも報酬が入る。いい仕事をしてあげたと思っていたのでしょう。しかしその選手の報酬リストなるものが各スポンサーに出回ってしまったのです。
すぐさま噛み付いたのがエルスでした。試合のインタビューでも怒っていましたから、相当腹に据えかねたのでしょう。最近の選手は賞金だけでも十分お腹が一杯になって来ているのでこの様な事件に発展してしまったのでしょうね。
エルスは昨年暮れにもPGAツアーのチェアマン・フィンチェム氏ともイザコザを起こしていました。ツアーサイドはもっと米国の試合に出る様にと要請しましたが、エルスは「世界のゴルフ大使として試合に出たい」として拒否しました。今年も米国では優勝が無いものの欧州ツアーでは3勝を挙げているのです。
さて気になるのがどこの事務所に移籍するのかですが、英国を本拠地とするISM(インターナショナル・スポーツ・マネジメント)事務所になりました。欧州ツアーで勢力を拡大し続けている事務所なのです。主な選手は、クラーク、ウエストウッド、マクドウエル、ハウエルら。欧州のライダーカップ選手はもちろんの事、南アフリカの選手も多く抱えているのです。たけぇ〜の情報網に引っ掛かった情報ではもう1人移籍になる可能性が有りますよ。世界NO・1ではありませんが…。
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◆小山武明(こやま・たけあき)1964年(昭和39年)7月7日、東京都生まれ。中大卒業後の89年、米国フロリダ州オーランドでゴルフ場所属のプロに。カナディアンツアー、北フロリダPGAなどのミニツアーで転戦。01年1月に「The Golf Channel」にコメンテーターとして入社、専属解説者として活躍中。好評のブログアドレスは http://takekoyama.exblog.jp/ 身長177センチ、体重85キロ。米国在住。
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(2005年6月8日付 紙面掲載)
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