御沢救った!京大1点差勝ち/アメフト
<関西学生アメリカンフットボール:京大24−23近大>◇2日◇宝ケ池球技場◇観衆3000人
名門京大が薄氷の勝利で2勝目を挙げた。QB宮下哲志(2年)が負傷退場するピンチを、昨季のエースQB御沢昭彦(4年)が自らTDランを決める活躍で救った。敗れればチーム史上初の入れ替え戦(7位以下)圏内が見えたが、近大の終了間際の猛追をしのいで24−23で逃げ切った。4年連続大学日本一を狙う立命大は23−0で龍谷大を下して開幕3連勝を飾った。
勝った京大が敗者のようにうなだれた。14点リードの第4Q残り5分から近大に2TDを奪われ、残り4秒で24−23。2点TFPで逆転を狙った相手パスがわずかにそれ、辛くも逃げ切った。水野監督はぶ然とした表情で「負けたらえらいこと。胃が痛くなった」と吐き捨てた。2敗目なら70年の2部制導入後チーム初の入れ替え戦行きが現実味を帯びる状況で、何とか踏みとどまった。
名門を救ったのは「元エース」だった。17−10で迎えた第3Q中盤でエースQB宮下が左足を負傷して途中退場。代わった御沢が、第4QにTD5ヤードのランを決めて突き放した。「自分よりもチームが勝ったのが一番」。昨季はエースQBとしてチームの中心にいたが、昨秋の関学戦で足を負傷。この時に途中交代した2年後輩の宮下にその座を奪われた。「これからはオレが引っ張らないと」。1年分の悔しさをバネに、復活への険しい道を歩む名門を支えていく。【太田尚樹】
[2005/10/3/10:20 紙面から]
写真=京大QB宮下(中央)は近大守備陣のタックルを受けながらも突進
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